無痛分娩の大まかな流れ

硬膜外麻酔法の麻酔の流れを解説します。

無痛分娩,陣痛,痛み,不安 (1) 硬膜外無痛分娩を始める前に、まず静脈点滴を行います。水分の補給が主な目的ですが、薬剤を投与するために使用することもあります。

(2) 産婦さんは、座った姿勢で背中(腰)を丸めます。消毒液で背中の皮膚を消毒してから痛み止めの注射を打ちます。

(3) 硬膜外麻酔のための硬膜外針を刺して、硬膜外腔まで挿入します。この針の内側を通して、細くて柔らかいカテーテルという管を硬膜外腔に挿入し、硬膜外針は抜きます。カテーテルを入れる途中で足や腰に電気が走ったような感覚があれば、カテーテルの向きを修正します。

(4) 硬膜外腔に挿入したカテーテルから麻酔薬を陣痛がおさまるまでゆっくり投与を続けます。薬が効くまでに、通常30分程度かかる場合が多いようです。

無痛分娩は酸素投与や人工呼吸などの救急蘇生体制の整った陣痛室や分娩室で、常に産婦さんの血圧や心拍数のチェックが続けられます。また産まれてくる赤ちゃんの心拍数も同様です。さらに子宮の収縮の頻度や強さを陣痛計を使って測定します。そして出産後、分娩に関する処置がすべて終わるまで麻酔薬の注入を続けます。その後硬膜外カテーテルを抜去します。麻酔を終了した後は、およそ2、3時間で下半身の感覚がもどるのが一般的です。下半身の感覚がもどると同時に痛みを感じることがあるかもしれません。その場合は医師や看護師に相談しましょう。


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